旅する森と、木の暮らし。

旅する森と、木の暮らし。│MORiP!

水辺が近い奇跡の森!「奥入瀬渓流」の楽しみ方

青森県にある、新緑や紅葉の絶景で知られる森旅スポット「奥入瀬渓流」。メディアにもよく登場するので、一度は訪れてみたいという人も多いのでは?

奥入瀬渓流は、自然が生み出した奇跡ともいえる不思議な地形に、美しい森と水辺が広がっています。

モリップ初心者でもできる!この森の楽しみ方を、ご紹介します。

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奥入瀬渓流って、どんなところ?

奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)とは、秋田県と青森県にまたがるカルデラ湖「十和田湖(とわだこ)」から流れる、約14kmの美しい渓流です。

十和田八幡平国立公園の中にあるこの渓流は、特別名勝、天然記念物にも指定されている、東北地方でも有数の大自然の中の観光スポットです。

十和田湖から流れる、ゆるやかで美しい水の流れは、周りを豊かな落葉樹林に囲まれています。

四季折々に表情を変える自然の中でさまざまな楽しみ方があり、年間を通して多くの人が訪れます。

奥入瀬渓流を人気スポットにしている理由のひとつが、なんといってもそのアクセスのよさ。

「渓流」と聞くと、険しい地形の中にあり本格的な登山をしないとたどり着けないイメージがありますが、奥入瀬渓流は、川の両側が平地になっている独特の地形のおかげで、なんと車で横づけできるという便利さなんです!

また、歩きやすい散策ルートが整備されていて、近隣には売店やリゾートホテルがあるなど、観光客向けの施設も充実しています。

「気持ちのよい落葉樹林に行ってみたい」「東北の大自然に触れてみたい」という人にとっては、気軽に行けるスポットの一つです。

そこでモリップでは、森旅初心者にもできる奥入瀬渓流の楽しみ方をご紹介したいと思います。

散策コースは水辺すぐ!:奥入瀬渓流の楽しみ方

奥入瀬渓流は、平坦な地形に水辺が広がる独特の景観で、モリップ初心者でも歩きやすいのが特徴です。

散策の起点になっている「焼山」から「子ノ口」までの渓流に沿って、14kmにわたって、車道と遊歩道が整備されています。

散策ルートは、斜面ではなくほぼ平坦なコースになっていますので、とても歩きやすいです。

遊歩道は渓流からすぐの水辺にとても近いところにあり、川の上を渡るデッキや、清流を眺めながら休憩できるベンチなど、すぐそばに水を感じられ気持ちがいいです。

親しみやすい「森」と「水」が、そこにはあります。

ただ、遊歩道をすべて歩くと何時間もかかってしまいますので、いくつかある見どころを目的地にしながら、1時間くらいのコースを設定してみるといいでしょう。

ちなみに、あまり時間がないという人は、ドライブしながらガラス越しに水辺の景色を眺めるという楽しみ方もできるでしょう。

それでも見ごたえ十分です。

また、奥入瀬渓流には「銚子大滝」「雲井の滝」などの美しい滝がいくつもあり、見どころになっています。

順番に滝を巡っていくだけでも大満足です。

もっと奥入瀬渓流を知りたい方には、ガイドツアーによる詳しい解説も用意されていますので利用してみましょう。

・散策
・ドライブ
・滝めぐり
・ガイドツアー

どれも魅力的です。

水がひときわ美しい奥入瀬の森を、あなたに合った方法で体感しましょう。

紅葉が絶景で大人気!:奥入瀬渓流の楽しみ方

奥入瀬渓流といえば紅葉!とイメージする人も少なくないでしょう。

東北の短い秋をいろどる紅葉の絶景を見るのは、落葉樹林が広がる奥入瀬渓流ならではの楽しみ方です。

紅葉の見ごろは、その年の天候などにもよりますが、だいたい10月頃。

奥入瀬に向けて車を走らせていると、その道中でも紅葉した森を楽しむことができますが、なんといっても奥入瀬渓流は「水辺」と「紅葉」がセットになった風景が、絶景なのです。

落葉広葉樹のナラやカエデなど、オレンジや黄色の色とりどりの森が、まるでトンネルのようにどこまでも続いています。

どこを写真に撮っても絵になりそうですから、ぜひともカメラを持っていきましょう。

なお、紅葉シーズンは道路が非常に混雑するので、マイカーの乗り入れが規制される時期もあります。

交通情報は、事前にしっかり確認していきましょう。

十和田湖のヒメマスを堪能:奥入瀬渓流の楽しみ方

奥入瀬渓流のハイキングでお腹がすいたら、グルメも堪能したいところ。

下流の方にあるレストランか、上流の十和田湖まで足を延ばすのがいいでしょう。

奥入瀬渓流の源流である十和田湖も、一大観光地になっていますので、湖畔にはレストランや食堂、旅館などがたくさん立ち並んでいます。

ここで味わいたい名物といえば、十和田湖の特産品「ヒメマス」です。

ヒメマスとは、もともと魚がいなかった十和田湖で、唯一養殖に成功した魚とのこと。

小ぶりの魚ですが、マスというだけあって、サーモンのようなピンク色の脂の乗った身が特徴です。

塩焼きで食べたり、産地ならではの新鮮なお刺身でいただくのがおすすめです。

ヒメマス料理を提供している飲食店や食堂は、数多くあります。

看板や幟を目印にGO!

ヒメマスのほかにも、十和田湖のワカサギや、秋田県や青森県の郷土料理、B級グルメの十和田バラ焼きなども食べられます。

また、奥入瀬渓流のコケをイメージした、抹茶パウダーのたっぷりかかったご当地ソフトクリーム「苔ソフト」なども、デザートにいかがでしょうか?

十和田湖の自然が生み出す美味しいめぐみも、奥入瀬渓流に行ったら外せない楽しみ方です。

おすすめのお土産は?:奥入瀬渓流の楽しみ方

奥入瀬渓流の下流の方には、「奥入瀬渓流館」などの休憩所・カフェ・売店がまとまって整備されています。

訪れたらまず、ここに立ち寄ってマップや情報をゲットするのがいいでしょう。

レンタサイクルの貸し出しや、アウトドアウェアの販売などもあるので、散策に必要なものがあれば手に入れることができます。

また、売店では奥入瀬渓流や地域で作られている特産品、グッズなども販売されています。

たとえば、奥入瀬渓流のきれいな水を使った「奥入瀬ビール」などユニークなお土産があります。

奥入瀬渓流館の中には、山野草とコケで作る苔玉のショップがあり、苔玉作り体験もできるようです。

この地域で活動するクラフト作家の作品などもあり、ちょっと変わったお土産もゲットできそうですね。

さらに、奥入瀬渓流を愛するグループや研究者による関連本も多数販売されていますので、もっとよく知りたいという人は、家に帰ってからじっくり読むのもいいですね。

そのほか、青森県の特産品であるブナやヒバの木製品、近隣で採れる山菜やはちみつなどもありますので、ぜひチェックしてみてください。

奥入瀬渓流では、お土産や自分のための思い出の品を探す、そんなお買い物の楽しみ方もできます。

奥入瀬渓流へのアクセスと注意点

奥入瀬渓流と十和田湖までの道は、広い道路が整備されているので、自動車やバスでのアクセスが便利です。

各方面から奥入瀬渓流の入り口「焼山」までのアクセスは、

●自動車の場合
・青森空港から約90分
・三沢空港から約70分
・新青森駅から約90分
・八戸駅から約70分
・七戸十和田駅から約60分

●バスの場合
・青森駅、新青森駅、八戸駅からは直通バスあり。
・三沢空港、七戸十和田駅からは路線バスで十和田市内へ。焼山行きのバスに乗り換え。
※冬季は一部バスが運休になりますので、事前に運行状況をチェックしましょう。

なお、奥入瀬渓流を訪れるときには以下のようなことに注意しましょう。

・特別保護地区である奥入瀬渓流では、植物や鉱物の持ち帰りは禁止されています。

・散策ルートの外や湿地帯には踏み込まない、ゴミを捨てないこと。貴重な自然を守りましょう。

・散策ルートの地面にはぬかるんでいる場所もあります。歩きやすいとはいえ、トレッキングシューズなど足元の装備をしっかりと。

・標高が高く、紅葉シーズンはぐっと冷え込みます。あたたかい服装で、雨具も忘れずに。

・奥入瀬渓流への道路は、紅葉など人気のシーズンはとても混雑します。ゆっくりと森を楽しむためにも、公共交通機関を利用するなど配慮しましょう。

ルールやマナーを守るのも、森旅で心掛けたい、大切な楽しみ方の一つです!

そのほか、奥入瀬渓流と十和田湖の観光情報についてはこちらのサイトが詳しいです。
■一般社団法人十和田湖国立公園協会 http://towadako.or.jp

まとめ:魅惑の森、奥入瀬渓流へでかけよう!

奥入瀬渓流は、さまざまな楽しみ方ができる東北随一の森。

その魅力を知れば、ますます行ってみたくなりますね!

楽しむポイントや注意点をおさえて、充実の森旅を満喫してください。

この記事の編集者

モリップ編集部 MORiP!

モリップ編集部 MORiP!

MORiP!を運営する編集部のメンバーたちが、選りすぐりの情報をお届けします。あちこちに散らばる森や木についての基礎知識をわかりやすくまとめることを目指しています。編集部みんなで実際に行ってきた森旅もご紹介しています。

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